『しあわせを贈る母の日』のカタログの表紙は、いつも撮影の当日に用意したお花からスタイリストさんがこの表紙のためだけにコーディネイトして作っているブーケです。毎年、その表紙のお花がお客さまに好評で、表紙のお花の販売を希望するお声を多くいただいていたところ、昨年、ついに実現しました。WEB限定での販売ではありましたが、お客さまに人気で多くの方にご購入いただきました。そこで、今年も特別にWEB限定で表紙のお花を販売することが決定しました!
カタログのスタイリングは、雑誌や広告などで活躍中の東ゆうなさん(フェリシモでもお世話になっています!)。表紙のお花を今年も販売したいとご相談したところ、快諾していただき、今年もWEB限定で販売することに!
表紙のお花は、カタログで案内しているブーケやアレンジに使用している花材を中心に、ゆうなさんがインスピレーションで選んだお花たちです。
今回のテーマは、「ファンタジー」。多様な色が織りなすカラーで、ファンタジックな世界観のあるブーケ。ゆうなさんに、いろいろとブーケについてお伺いしてみました。
フェリシモ:ブーケのテーマを「ファンタジー」にしたのはどうしてですか?
ゆうなさん:現実にない色のかすみ草やカーネーションの組み合わせが空想とか夢の世界みたいだな、と思ったので。
楽しそうにお花を選ぶゆうなさんは、とてもキュートでした。
フェリシモ:いろいろある中で、ブーケに入っているお花を選んだ理由は?
ゆうなさん:個人的にふんわりやわらかなムードよりコントラスト強めの個性的なムードが好きなので(もしくは一色のみ!とか)好きな色味で選びました。染めているお花はふだんあまり手が伸びないのですが、今回は淡いパステルじゃなくビビッドな色味が好きだったのでチャレンジしてみました。結果、新しい印象のブーケができたのでうれしいです。
フェリシモ:このブーケ、どんな方に届けたいですか?
ゆうなさん:がんばっているみなさん! トキメキが足りない人! 穏やかとは言い難い2024年のスタートだったし、思いどおりにいかない日々や自分にうなだれてしまうことも多々あるけれど、夢みたいにフワフワしたブーケを見ている瞬間は、ラブリィな空想で脳内が満たされますように。日常にキュンを増やすお手伝いができればいいなと思っています。
フェリシモ:ブーケを購入してくださるお客さまにメッセージがあれば!
ゆうなさん:見つけてもらってありがとうございます。「わ、カワイイ!」と、ときめいてもらえたならなおうれしいです。 あと、昨年購入してくださった方が予想より多くてびっくりしました。「好き!」と思ってくださったみなさま、ありがとうございます!
ゆうなさんがすてきに作ってくださったこのブーケ、誰かに届けてあげたくなりませんか? きっと会話が弾むこの特別なブーケです。
スタイリスト:東 ゆうな
2002年から雑誌、カタログ、広告を中心に活動するスタイリスト。 ファッション、雑貨、インテリアなど、ジャンルにとらわれず『乙女心にひとさじの毒を盛った世界観』を得意とする。植物好きの母親の影響で子どもの頃の夢のひとつは花屋さん。