NHKの連続テレビ小説のモデルにもなった植物学者、牧野富太郎博士。博士の故郷でもある高知県にある「牧野植物園」では1058年の開園以来、博士が生涯愛した自然植物の素晴らしさを伝えてきました。東西に伸びる長い海岸線と清流・四万十川を擁する高知は、全国でも屈指の植物の宝庫。多種多様な植物を育む五台山を舞台に、植物の“ありのままの姿”にふれることができるのも同園の魅力のひとつです。届いたお花が自然の中ではどのように咲いているのか。実際の姿を確かめに足を運んでみても。
現在の高知県高岡郡佐川町で誕生。幼いころから植物に親しみ、独学で知識を習得。1,500以上もの新種や新品種を命名し、日本における植物分類学の礎を築いた。